Loading...

創業55年の信頼と実績
屋根修理・雨漏り専門店

ベランダ・バルコニーの防水工事の各工法と費用相場

防水工事の重要性

ベランダやバルコニーでは、床のリフォームやデッキの交換など様々な工事が行われます。そして、その中でも重要なのが防水工事です。

万が一、防水工事を怠るとベランダやバルコニーの床が劣化し、最終的に雨漏りの発生に繋がってしまいます。雨漏りは木材の腐食や白アリ、カビの発生などを引き起こし、建物全体の耐震性にも大きく影響するため注意が必要です。

防水の構造

防水工事における防水面の構造についてご紹介します。

まず防水面は、下地→防水層→トップコートで形成されおり、トップコートと防水層にはそれぞれ役割があります。

トップコートとは

トップコートとは、防水層を保護するために塗装されるものです。

防水層は紫外線の影響を受けやすく、直接雨風や紫外線が当たると早期の劣化に繋がってしまいます。そのため、トップコートで防水層を守って、できるだけ防水層を長持ちさせることが重要となります。

注意点として、トップコート自体に防水効果はありません。あくまでも防水層を保護する目的で塗られており、防水機能を担っているのは防水層となります。

防水層とは

防水層とは、塗料やシートなどで作られている雨水から床を守る層の事です。

ベランダ・バルコニーで用いられる防水層の種類は、主にFRP防水、ウレタン防水、シート防水の3種類に分類されます。

防水層の寿命は工法や断熱材・保護材の有無、周囲の環境などによって変わってきます。そのため、それぞれの耐用年数に合わせて、適切なメンテナンスを行う必要があります。

トップコートの塗り替えの目安は5年に1度

トップコートの塗り替えの目安は5年に1度です。定期的に塗り替えることで、防水層を長持ちさせることができます。

トップコートが劣化したまま放置しておくと防水層の劣化が早まり、雨漏りの原因となるので、業者に依頼をしてきちんとメンテナンスするようにしましょう。

トップコートの塗り替え費用

トップコート塗り替え費用は、製品や防水層の種類によって異なりますが、1,500円~3,000円が相場です。

ベランダ・バルコニー防水の劣化症状

ベランダ・バルコニー防水の劣化症状には、次のようなケースがあります。

床の色あせ

ベランダやバルコニー床がの色あせや変色は、紫外線などの影響による経年劣化、土埃や鳥のフン、苔などの汚れなどが原因で起こります。

緊急性はありませんが、放置しておくと変色が進んで元の色に戻らなくなることがあるので、色あせや変色が見られる場合はメンテナンスを検討し始める時期であると言えます。

ひび割れ

ベランダやバルコニーの床にひび割れが発生する原因は、紫外線や雨を受け続けたことによる経年劣化です。

防水層の表面に塗装されているトップコートのみひび割れしている場合は、トップコートの塗り替えを行います。

防水層にまでひび割れが達している場合は、雨漏りするリスクが非常に高くなるため、防水工事を行って新たに防水層を形成する必要があります。

膨れ・剥がれ・破れ

防水層の膨れや剥がれ・破れが発生する原因として考えられるのは、施工不良や防水層内部に侵入した水分が蒸発し、水蒸気が溜まって膨れ上がってしまうといった理由です。

膨れや剥がれが起きている場合は、古くなった防水材を撤去して、新たに防水層を形成する必要があります。

雑草やコケの繁殖

ベランダやバルコニーに雑草やコケが繁殖してしまう原因は、床に水が溜まっていたり、鳥のフンに含まれている種子が床に付着したといったことが考えられます。

雑草やコケの発生は日頃のお手入れで防止できますので、繁殖が広がらないように定期的に掃除しておきましょう。特にガーデニングをしている場合は、雑草やコケが生えやすい環境となるため、肥料や土などが排水口に詰まってしまわないように注意が必要です。

水が溜まっている

ベランダやバルコニーの床に水が溜まる原因として、雨樋が詰まっていたり、床の傾斜が緩く、雨水が正しく排水できていない状態であることが挙げられます。

放置しておくと雨漏りの原因になるので雨樋の掃除を入念に行い、しっかり排水ができるようにしておきましょう。また、傾斜が不足している場合は業者に依頼をして、傾斜を調整してもらう必要があります。

雨漏り

防水層の劣化や水溜りなどの上記の劣化を放置していると、最終的に雨漏りに繋がる恐れがあります。そして雨漏りは、建物を支えている柱や土台の腐食、白アリやカビの発生などに発展します。

これらの被害が進行すると建物の耐震性が低下し、最悪の場合、地震などの災害時に建物が倒壊する危険性もあります。

また、カビやダニは健康被害を招く可能性もあるので注意しなければなりません。

ベランダ・バルコニー防水で行われる各工法の特徴と費用相場

ベランダ・バルコニー防水で行われる各工法の特徴についてご紹介します。

FRP防水の特徴

FRP防水は塗膜防水の一種で、FRPと呼ばれる強化プラスチックを防水に応用させた工法です。硬化剤を加えた液状の不飽和ポリエステル樹脂に、さらにガラス繊維を加えた防水材を使用して防水層を形成していきます。

■FRP防水のメリット・デメリット
FRP防水のメリットは、軽量で衝撃に強く水密性、耐水性、耐食性、耐候性に優れている点です。また、工期も短いという特徴があります。

デメリットとしては、施工費用が高く、広い面積や伸縮性のある木造住宅では施工が難しいといったことが挙げられます。

■FRP防水の耐用年数
FRP防水の耐用年数は8年~10年程です。

■FRP防水の施工費用相場
FRP防水の施工費用の相場は、1㎡あたり5,000円~8,000円程です。

ウレタン防水の特徴

ウレタン防水とは、液状のウレタン樹脂を複数回に分けて塗布して防水層を作り上げていく工法です。

■ウレタン防水のメリット・デメリット
ウレタン防水のメリットは、施工費用が安く、液状の防水材を使用するので継ぎ目の無い綺麗な仕上がりになり、複雑な形状の場所でも塗装が可能であるという点です。また、重ね塗りができるため、メンテナンスもしやすいです。

ただ、ウレタン樹脂の乾燥に時間を要するので、工期が長くなるデメリットもあります。また、ムラの無い仕上がりにする為には、職人の高い技術力が求められます。

■ウレタン防水の耐用年数
ウレタン防水の耐用年数は10年~12年程です。

■ウレタン防水の施工費用相場
ウレタン防水の施工費用の相場は、1㎡あたり3,000円~7,000円程です。

シート防水の特徴

シート防水とは、塩化ビニールやゴム製のシートを貼って、防水層を形成していく工法です。

■シート防水のメリット・デメリット
シート防水のメリットは、FRP防水などの塗膜防水よりも耐久性が高いことです。耐用年数は、塗膜防水よりも5年程長くなります。また、大きなシートを使用するので、広い面積でも広範囲を一度に施工できます。

デメリットとして挙げられるのは、機械固定工法と呼ばれる工法を行う際に振動音が発生する点や、シートを貼る方法なので複雑な施工場所には不向きとされている点です

■シート防水の耐用年数
シート防水の耐用年数は10年~15年程です。

■シート防水の施工費用相場
シート防水の施工費用の相場は、1㎡あたり4,000円~7,000円程になります。

ベランダ・バルコニーの防水工事のことならお気軽ご相談ください!「相談してよかった!」と言っていただける自信があります。

ルーフクラフトでは、どこよりも屋根周りに関する相談をわかりやすく解決するため、ショールームを作り屋根の模型や最新の屋根材などを展示しています。

自社施工管理の施工で、無駄な仲介マージンがかからないから低価格でも高品質な施工が可能です。「プラス20年の安心をお届けする」をモットーに、地元のお客様の大切なお家を守れるよう、日々活動しています。

屋根に関するトラブルやお悩みは、どんなことでもお気軽にお問い合わせください!必ず満足行く修理をご提供できる自信があります。

最新情報

お気軽に
お問合せください!

お客様の声満足度93.2%!
お客様の声

▼

お問い合せはこちら

お急ぎの方!お電話の方が早くご案内できます!
通話無料電話受付 9:30~19:00(木曜定休)
メールでは365日24時間受付中です!
お問い合せ