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屋根修理・雨漏り専門店

破風の修理方法と費用相場

破風板の役割

破風板(はふいた)とは、屋根の妻側と呼ばれる側面に取り付けられている板を指します。破風板の役割は、雨が屋根の内部に浸入するのを防ぐことです。

さらに防火面でも大きな役割を果たしており、破風板が設置されていることによって、火事の際に下から上に燃えあがった炎が屋根裏に回るのを遅らせることができます。そのため、破風板には耐火性のある材料が使用されています。

「破風板」「鼻隠し」「ケラバ」との違い

屋根には、鼻隠しとケラバという部位があります。それぞれ屋根に設置される重要な部位で、破風板と混同してしまうことが多いです。

まず鼻隠しとは、雨樋が付いている軒先に設置された部材のことを言います。

破風板と同じく、屋根の側面に取り付けられている板になりますが、その違いは取り付けられている場所で、破風板は「雨樋がついていない妻側」、鼻隠しは「雨樋が付いている方の側面」というようになります。

そして、ケラバは破風板が付いている方の屋根先端から外壁までの出っ張り部分のことを言います。

破風板の劣化症状や破損の原因

破風板の色あせ

破風板の色あせは、長い間直射日光や雨が当たり続けることによって発生します。

早急な対応が求められる症状ではないですが、放置したままでいると塗装が剥がれて、破風板自体の劣化を早めてしまうことに繋がります。

塗膜の剥がれ・ひび割れ

破風板が色あせたまま放置していると、破風板に塗られた塗膜が剥がれたり、ひび割れてしまう場合があります。

塗膜の剥がれやひび割れを放っておくと、亀裂から雨水が浸入して破風板自体の劣化や腐食に発展するので、塗装によるメンテナンスを行うことが大切です。

また、ひび割れの大きさによっては、全面的な修理が必要になるケースもあります。

破風板にコケやカビが発生

塗膜が剥がれたことによって破風板が水分を含んでしまうと、そこからコケやカビが発生してしまいます。

繁殖を拡げない為に、コケやカビを洗浄して再度塗装する必要があります。

破風板の破損

塗膜の劣化が進行し、破風板を保護する機能や防水効果が失われると、破風板自体の破損や穴あきといった症状が現れるようになります。

破風板が破損している場合は、早急に修理する必要があります。

破風板の修理方法と費用相場

塗装の費用相場

破風板の損傷が軽微で、塗膜が剥がれてしまったり、コケやカビが発生した場合は塗装によるメンテナンスが有効です。

塗り替えの際は、まず劣化した部分を除去し、しっかりと下地処理してから塗り直します。

塗装の費用は、1mあたり800円~1,400円程が相場です。

金属板金巻きの費用相場

金属板金巻きとは、既存の破風板が木材の場合に、上からガルバリウム鋼板を貼って巻き付ける修理方法です。

破風板のサイズに合わせたガルバリウム鋼板を折り曲げながら破風板に巻き付けます。そしてビスなどで固定し、隙間をコーキングで埋めていきます。

修理費用は、1mあたり3,000円~5,000円程が相場です。

破風板の交換の費用相場

破風板の損傷が激しい場合は、既存の破風板を剥がして新しい破風板に交換します。

交換費用は、1mあたり4,000円~6,000円程が相場です。

破風板の劣化や破損を放置していると雨漏りに繋がる

破風板の劣化や破損を放置していると、雨漏りに繋がるため注意が必要です。

破風板には、雨や風が屋根内部に浸入しないように防ぐ役割がありますが、破風板の破損によって本来の機能が果たせなくなり、やがて建物全体に大きな影響を及ぼします。

雨漏りの被害が出ないよう定期的に点検し、劣化箇所を確認したら早めにメンテナンスを行うようにしましょう。

破風板に使われる材質

木材系

破風板で使用される木材には、耐火性のある塗料が塗られています。ただ耐火塗料が塗られているとはいえ、やはり木材なので他の材質と比べると耐火性が低いという欠点があります。

そのため、古い住宅では破風板に木材が使用されていましたが、現在ではほとんど使われていません。

金属系

現在の住宅で一般的よく使われているのが、ガルバリウム鋼板の破風板です。

ガルバリウム鋼板とは、ガルバリウムという合金で鉄をメッキ処理している金属で、表面の見た目も美しく、耐火性に優れています。

ただし、金属なので長期的に雨などにさらされるとサビが発生してしまうデメリットもあります。

窯業系

窯業とは、非金属材料を窯を使って製造する材料のことを指し、窯業系の破風板にはセメントやセラミックスなどの複合材が使われています。

セメントは吸水性が高いので、破風板で使う場合は耐水性の塗料を塗って使用します。

窯業系の破風板は、耐久性と耐火性に優れていますが、他の材質と比べると重く屋根に負担がかかりやすいのがデメリットです。

その他の材質

その他の材質として、プラスチックやモルタルを使用した破風板もあります。

プラスチックは軽量で耐久性に優れていますが、熱には弱いので直射日光に当たると変形してしまう恐れがあります。

モルタルは外壁がモルタルの建物で使われてきましたが、近年ではモルタル外壁の住宅が少なくなり、それに伴ってモルタルの破風板も使用されなくなっています。

破風板金取り付け工事の流れ

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