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火災保険を使った屋根修理

実は、火災保険は火による災害だけではなく、台風や強風、大雨、大雪などの自然災害により建物が破損した場合でも使える可能性があります。

このページでは、火災保険がどのような保険かを説明します。

火災保険とは?

家を購入したときに、ほぼ全ての人が加入する火災保険。実は、火災保険は火による災害だけではなく、台風や強風、大雨、大雪などの自然災害により建物が破損した場合でも使える可能性があります

火災保険は「住宅火災保険」「住宅総合保険」「オールリスクタイプ」の3種類あります。火災保険における保険事故には、以下のようなものがあり、火災保険の種類によりどこまでカバーされているかが異なります。

1.火災、落雷、破裂・爆発
2.風災、雹災、雪災
3.水災
4.水漏れ(給排水設備事故)
5.盗難
6.車両などの衝突等
7.建物の外部からの物体の衝突等
8.騒擾(暴力行為等)
9.その他、偶然な破損

住宅火災保険

住宅火災保険は、戸建て住宅向けの一般的な火災保険。上記の1~2までの火災、落雷、風災、ひょう災などが補償対象です。台風などの強風による破損も対象になります。ただし、このタイプの火災保険は、水害がカバーされていないので、洪水や土砂崩れなどの水害は適用されません。

住宅総合保険

住宅総合保険は、ベーシックな住宅火災保険よりも補償対象の範囲が広い火災保険。上記の1~8までの盗難や水漏れ、暴行などにも保険が適用されます。水害もカバーされているので、洪水や土砂崩れなどにも適用されます。

オールリスクタイプの火災保険

1~9までのあらゆる範囲までカバーされたオールリスクタイプの火災保険。

実際に火災保険を使えた工事事例

●事例1
状況:風害によるバルコニー笠木の外れによるバルコニー下の雨濡れ
工事内容:バルコニー外壁貼り換え工事
保険金額:75万円

●事例2  
状況:風害によるカラーベスト破損による屋根下寝室の雨漏り
工事内容:屋根補修・内装クロス貼り換え工事
保険金額:45万円

●事例3
状況:風害によりバルコニーエクステリアのポリカ破損
工事内容:ポリカ交換工事
保険金額:21万円

●事例4
状況:風害による物干し台転倒での防水層の損害とその下のリビング雨漏り
工事内容:防水工事・クロス工事
保険金額:38万円

●事例5
状況:風害による屋根棟板金の破損
工事内容:棟板金交換工事
保険金額:26万円

●事例6
状況:雪害による屋根からの雪の落下でのカーポートの破損
工事内容:カーポート交換工事
保険金額:58万円

●事例7
状況:風害よるトタン外壁の剥がれ
工事内容:トタン貼り換え工事
保険金額:21万円

●事例8
状況:風害による雨樋の破損
工事内容:雨樋交換工事
保険金額:22万円

●事例9
状況:風害による勝手口扉ガラスの破損
保険金額:7万円

火災保険の申請が認められないケース

・3年以上経つ自然災害による被害
・修理費用が足場も含め20万円以下の工事
・保険契約者、被保険者等の故意もしくは重大な過失または法令違反
・経年劣化による破損
・素材自体に問題があるノンアスベスト屋根(パミールなど)
・屋根カバー工法(ただし、カバー工法にする合理的な理由があれば認められる場合あり)
・工事することでグレードアップする工事(差額分を自己負担で申請が通ることもあり)
・室内の被害による保証(家財保険を除く)

火災保険の必要書類と申請方法

火災保険の申請方法はとても簡単です。もし、わからないことがあっても私どもルーフクラフトが申請をサポートいたします。

火災保険の必要書類

保険の申請に必要な書類は以下の4点です。お客様ご自身で用意するのは「保険金請求書」「事故状況説明書」です。

・保険金請求書【お客様が用意】
・事故状況説明書【お客様が用意】
・修理見積書【修理会社が用意】
・被災個所の写真【修理会社が用意】

火災保険の申請方法

■1.保険会社(代理店)に連絡をして申請書類を入手して記入する
まず、保険金の申請に必要な「保険金請求書」「事故状況説明書」を用意するために、保険会社か契約した代理店に連絡をします。「いつころ」「どの部位に」「どんな被害」が発生したかを伝えてください。

書類が届いたら、記入例を参考に書いてください。もしわからない点があれば、私どもでもサポートできます。

■2.修理業者から保険金の請求に必要な書類をもらう
次に保険金の申請に必要な書類の内、修理業者が準備する必要がある「修理見積書」「被災個所の写真」を手に入れます。工事を依頼する予定の業者に、火災保険を申請したいことを伝え、「修理見積書」と一緒に「被災個所の写真」も作成してもらいましょう。

■3.保険会社による現場調査・審査
保険会社が申請書類を確認し、場合によっては火災保険調査員による現地調査が行われることがあります。「見積金額が妥当か?」「本当に自然災害による破損か?」などの調査を行います。

■4.申請の結果の連絡が来る
申請後から約2週間で、承認・却下の連絡が、保険会社よりお客様に直接きます。大型の自然災害で、火災保険の申請が急激に増えるときなど、もっと時間がかかることもあります。

以上が、火災保険の申請から結果が出るまでの流れです。このあとに、修理業者との契約と施工が始まります。

近年増えている火災保険を悪用した詐欺業者には注意を!

近年、火災保険による詐欺が増えています。上記のグラフは、「独立行政法人 国民生活センター」が発表している「保険金が使える」と勧誘する住宅修理サービスの相談件数です。年度別相談件数:2018年度は2,610件、2019年度は3,531件、2020年度は6,560件、2021年度は5,093件です。

「東京海上日動HP」にも火災保険の詐欺事例が書かれています。

「自宅に訪問してきた事業者から『台風で破損した屋根を保険金の範囲内で修理しないか。契約している損害保険会社への申請は当社が代行する』と勧誘された。」
「『東京海上の紹介で連絡をした』といって業者が訪問してきた。」

などの問い合わせが多く寄せられております。独立行政法人国民生活センターの報告でも、全国の消費生活センターや国民生活センターへ、同様のお問い合わせが多く寄せられていることが確認されております。
東京海上日動HPより

詐欺業者に共通しているのは、破損理由に嘘をつき申請する点です。仮に、火災保険の申請が通ったとしても、このような不誠実な業者がまともな工事をするはずがありません。

以下は、よくある詐欺業者の手口です。

経年劣化による破損を自然災害で破損したことにする


経年劣化による破損を、台風などの自然災害で破損したと嘘をつき、火災保険を申請する手口です。

似た手口で、業者が屋根調査の際に瓦などの屋根材をわざと壊して写真を撮り、「この前の台風で瓦が割れているので、火災保険が使えます!」ということもあります。

以下は、実際にあった話です。

訪問販売が屋根調査に来たときに「あなたの家の屋根材が破損している」と写真を提出された。不審に思い、別の業者に調査を依頼したところ屋根材の破損はなかった。最初に来た訪問販売の業者を問い詰めると、見せた写真は全く別の家の写真だった。ということもありました。

保険金の申請に落ちても違約金を請求される


業者が作成した見積書や申請書類で保険金を請求した結果、自然災害での破損とは認められず保険金の申請が通らなかった。それなのに「今から解約するなら違約金●●●万円がかかる」と請求してくる手口もあります。

このような被害に合わないためにも、契約前に保険の申請が通らなかった場合の解約についてしっかり話しを聞いて、契約書に書かれているかチェックしましょう。

参考資料 各団体が作成しているパンフレット

上記で説明したような詐欺業者が増えているため、各団体が被害を防ぐためのパンフレットを配布しています。誰でも無料でPDFファイルを見れるので、確認することをオススメします。

・一般社団法人日本損害保険協会 ※PDFが開きます
https://www.sonpo.or.jp/news/caution/ctuevu00000054tc-att/hokengatukaeru.pdf

・消費者庁 ※PDFが開きます
https://www.caa.go.jp/disaster/assets/consumer_policy_cms102_20210310_01.pdf

「今回の自然災害で火災保険対象になるかな…?」と思ったらご相談ください!

ルーフクラフトでは、火災保険を使った工事も数多く行ってきました。火災保険の審査を通すためには、的確な修理費用や工事内容の根拠が必要です。

過去の経験から火災保険を使かえそうかの判断をさせていただきます。ただし、明らかな経年劣化による破損を「火災保険を使ってほしい…」というようなご相談はお断ります。

まずは、お気軽にご相談ください!

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