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日本瓦の特徴と修理方法や費用相場

日本瓦とは、粘土を形成し乾燥させてから焼き固めて作られた瓦のことです。和瓦とも呼ばれています。

日本瓦は塗装の必要はありませんが、劣化状況に応じて適切な修理をする必要があります。修理方法には「漆喰の修理」「瓦の交換」「棟瓦取り直し工事(棟瓦積み直し工事)」「葺き直し」「葺き替え」があります。

このページでは、日本瓦の劣化現象や修理方法の説明と費用相場を説明いたします。

日本瓦の特徴

日本瓦とは、粘土を形成し乾燥させてから焼き固めて作られた瓦のことです。和瓦とも呼ばれています。

瓦の種類にはセメント瓦やモニエル瓦といったものもありますが、これらと日本瓦は原料が異なるため別物となります。

日本瓦は古くから使われている屋根材で、非常に耐久性に優れているのが特徴です。住宅以外にも神社やお寺などでも用いられています。

屋根に日本瓦を使っている家の割合

このグラフは、ルーフクラフトで行った「戸建住宅に住む500人に聞いた家の屋根材の種類」のアンケート結果です。日本瓦の割合は、120人中128人(24.0%)です。「使用屋根材がわからない」と答えたユーザーを除くと、33.6%の家で使われている、スレートの次に多い屋根材です。

日本瓦のメリット

■耐久性が高い
日本瓦の最大のメリットは、耐久性の高さです。

瓦が破損していなければ、再利用することも可能です。また、万が一破損した場合でも金属屋根やスレートとは違い、瓦一枚から交換できるといった利点もあります。

■断熱性・遮音性・耐火性に優れている
日本瓦は素材の厚さから断熱性や遮音性にも優れており、夏場は太陽の熱が室内に入り込むのを防ぎ、冬場は室内の暖かさを外に逃がしにくくします。

さらに不燃性と呼ばれる熱を通しにくい性質を持つので、耐火性が非常に高いという特徴もあります。

■基本的にはメンテナンスフリー
瓦自体は塗装が必要ないため、基本的にはメンテナンスが不要です。ただし、瓦の割れやズレが生じている場合は補修や交換が必要となります。

また、瓦屋根に施されている漆喰は15年程で剥がれや崩れが見られるようになるため、どれだけ耐久性の高い瓦を使用していたとしても、漆喰部分のメンテナンスは必ず行わなければなりません。

日本瓦のデメリット

■重量がある
日本瓦は非常に重いため、建物の負担も大きくなってしまいます。そのため、日本瓦の使用を検討している場合は、建物自体にも高い強度を必要とします。

また、日本瓦にはカバー工法を行えないケースがあります。なぜなら、重量のある日本瓦の上にさらに屋根材を被せてしまうと、さらに屋根が重くなって建物への負担も倍増してしまうからです。

■費用が高い
日本瓦は塗装が不要なのでメンテナンス費用は抑えられますが、他の屋根材と比較して初期費用は高額になります。

新設時の日本瓦の価格と耐用年数

日本瓦の価格は1㎡あたり8,000円~12,000円が相場です。

耐用年数は50~100年以上と言われています。基本的に瓦のメンテナンスが不要ですが、漆喰部分や下地の防水シートは劣化していくため、15~30年を目安に修理が必要です。

また、瓦のズレや落下が起きることもあるので、定期的に点検しておくことが大切です。瓦の落下や飛散は大きな事故に繋がる可能性があるので、十分に注意しなければなりません。

日本瓦の種類

日本瓦は、形状や仕上げ方法によって数種類に分類されます。

形状の違い

日本瓦の形状は「J形・和形」「F形・平形」「S形・スパニッシュ瓦」の3種類あります。

最も一般的なのはJ形・和形と呼ばれるもので、カーブが緩やかになっているのが特徴です。そして、F形・平形は平らな形をしており、S形・スパニッシュ瓦はS字型にカーブした立体感のあるデザインが特徴的です。

日本瓦と言うと和風なイメージですが、F形・平形やS形・スパニッシュ瓦は洋風住宅にもマッチする形状となります。

表面の仕上による違い

日本瓦は表面の仕上げ方法によって、「釉薬瓦」と「無釉薬瓦・いぶし瓦」の2種類に分けられます。

釉薬瓦とは、形成した瓦表面に釉薬を塗って焼いたもので、艶のある美しい見た目が特徴です。また、釉薬の種類によって、表面の色を赤や青などにすることもできます。

無釉薬瓦は、名前の通り釉薬を使わずに焼き上げた瓦のことです。

そして無釉薬瓦の一種であり、焼き上げた瓦を窯で蒸し焼きにしていぶすタイプを、いぶし瓦と言います。いぶすことで表面に炭素の膜を形成し、この膜によって銀色の瓦となり重厚感を演出してくれます。

日本瓦の修理方法と費用相場

漆喰の修理

漆喰の崩れや剥がれが起きている場合は、古い漆喰を取り除いてから新たに漆喰を埋め直す工事を行います。

漆喰を埋め直す際にかかる費用は1mあたり5,000円~10,000円が相場です。

瓦の交換

瓦が割れたり、破損してしまった時は、瓦一枚から交換することが可能です。

瓦の交換費用は、瓦の種類や施工範囲などによっても異なりますが、1枚あたり1万円~5万円程が相場となります。

棟瓦取り直し工事(棟瓦積み直し工事)

棟瓦取り直し工事とは、瓦屋根の一番高い位置に取り付けられている棟瓦を一度すべて解体し、再度瓦を済み直す工事のことです。漆喰や下地の劣化によって棟瓦がズレたり、歪んでいる場合は、棟瓦取り直し工事を行います。

棟瓦取り直し工事にかかる費用は、1mあたり10,000円~16,000円が相場です。

葺き直し

葺き直しとは、一度瓦を全て取り外して下地や防水シートを新しいものに交換し、再度取り外した瓦を元に戻す工事です。

瓦自体は耐久性が非常に高いですが、瓦の下にある木材や防水シートは劣化していくため、定期的に瓦を取り外して下地のメンテナンスを行わなければなりません。

葺き直しの費用は、一般的な住宅で90万円~160万円程が相場です。

葺き替え

葺き替えとは、瓦を全て撤去し、下地や防水シートだけではなく屋根材も新しいものに交換する工事です。下地の劣化が激しい場合や瓦が耐用年数を迎えている時は、葺き替えによるメンテナンスが必要となります。

葺き替えの費用は新たに使用する屋根材によって大きく異なり、一般的な住宅で100万円~300万円程が相場です。

日本瓦に見られる主な劣化症状

瓦の割れ・欠け

日本瓦は非常に強度の高い素材ではありますが、飛来物や地震などの影響によって割れたり、欠けてしまうことがあります。

割れや欠けを放置していると、生じた隙間や亀裂から雨水が入り込み、屋根の腐食や雨漏りに発展してしまいます。そのため、早めのメンテナンスが必要となります。

瓦のズレ

瓦のズレは、地震による振動や台風などの強い風を受けることで発生します。割れや欠けと同じく、ズレによって生じた隙間から雨水が浸入する可能性があるため、早めにメンテナンスしてズレを直すことが大切です。

また、瓦がズレて不安定な状態のまま放置していると、瓦が落下して破損や事故に繋がる危険性もあるので注意が必要です。

コケ・藻の発生

水はけが悪い部分や日陰になる場所は、コケや藻が発生しやすいです。

瓦自体はコケや藻の発生によって悪影響を受けることはありませんが、やはり美観は低下してしまうので、気になる方は洗浄して綺麗な状態を保つのが良いでしょう。

漆喰の崩れ・剥がれ

瓦屋根には、瓦の固定や隙間を埋める目的として漆喰があらゆる箇所に施工されています。この漆喰は15年程経過するとで崩れたり、剥がれてくるため定期的なメンテナンスが必要となります。

漆喰の崩れ・剥がれは雨水の浸入や瓦のズレ、落下など様々なトラブルに発展します。そのため、瓦の劣化が見られない場合でも、しっかりと漆喰の点検・修理を行うことが重要です。

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