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トタン屋根の特徴と修理方法や費用相場

トタンとは、薄い鉄板に亜鉛でメッキ加工した金属板のことで、このトタン板を使用した屋根をトタン屋根と言います。

トタン屋根は劣化状況に応じて、適切な修理をする必要があり、修理方法には「塗装」「部分的な張り替え」「カバー工法」「葺き替え」があります。

このページでは、トタン屋根の劣化現象や修理方法の説明と費用相場を説明いたします。

トタン屋根の特徴

トタンとは、薄い鉄板に亜鉛でメッキ加工した金属板のことで、このトタン板を使用した屋根をトタン屋根と言います。

現在はあまり使われていませんが、トタン屋根は雪下ろしの手間が省けるため、北海道や東北などの豪雪地帯では今でも見かけることがあります。また、住宅以外に倉庫や工場にも用いられています。

屋根にトタンを使っている家の割合

このグラフは、ルーフクラフトで行った「戸建住宅に住む500人に聞いた家の屋根材の種類」のアンケート結果です。化粧スレートの割合は、500人中18人(3.6%)です。「使用屋根材がわからない」と答えたユーザーを除くと、5.0%の家でしか使われていない屋根材です。

トタン屋根のメリット

■軽量で耐震性に優れている
ガルバリウム鋼板と同様に、トタン屋根は非常に軽量なので耐震性が高い特徴を持ちます。また、地震の際の揺れ幅も小さくなるので、建物への負担も軽減できるといったメリットもあります。

■施工費が安い
トタン屋根の施工費は他の屋根材に比べてとても安価です。費用面だけを重視する方にとっては選択肢の一つになるでしょう。

■継ぎ目が少なく雨漏りしにくい
トタン屋根は継ぎ目が少ないため、雨水が浸入するリスクが低い点もメリットとして挙げられます。さらに、雨漏りしにくい屋根材なので、傾斜が緩い屋根でも施工が可能となります。

ただし、絶対に雨漏りしないわけではないので、定期的なメンテナンスは欠かせません。

トタン屋根のデメリット

■サビが発生しやすい
トタン屋根は金属製なので、サビが発生しやすい性質を持っています。サビは進行すると穴が開いてしまうため、サビを発見した際は早急なメンテナンスが必要です。

もしサビを放置していると生じた穴から雨水が入り込み、最終的に雨漏りに発展してしまうので注意しましょう。

■断熱性・防音性・遮音性が低い
トタン屋根は断熱性が低く、特に夏場は室内が暑くなりやすいデメリットがあります。さらに防音性・遮音性も低いので、雨が屋根に当たる音も響いてしまいます。

■台風や強風などで飛ばされやすい
トタン屋根は非常に軽いので、めくれたり飛ばされやすい傾向にあります。また、トタン一枚のサイズが大きいため、万が一飛ばされてしまうと周囲に与える被害も大きくなってしまう可能性が考えられます。

新設時のトタン屋根の価格と耐用年数

トタン屋根の価格は、1㎡あたり4,000円~6,000円が相場で、他の屋根材と比べて安価です。

また、耐用年数は10~20年程度です。トタン屋根はサビが発生しやすいため、5~10年ごとを目安に塗り替えによるメンテナンスが必要となります。

トタン屋根の種類

トタン屋根は、形状によって主に4種類に分類されます。

波板トタン屋根

波板トタン屋根のとは、トタンを波型に加工して作られた屋根材です。一般的にイメージされるトタン屋根は、この波板トタン屋根を差します。

波の間隔は大小の2種類あり、波型にすることで強度を高めることができます。

瓦棒葺きトタン屋根

瓦棒葺きトタン屋根とは、等間隔に心木と呼ばれる木製の棒を取り付けて、その棒に引っ掛けるようにトタンを固定している屋根材です。屋根の上部から下部に向かって線が入っているのが特徴で、こちらも普段見かけることが多いタイプかと思います。

瓦棒葺きトタン屋根は雨漏りに強いため、勾配の緩やかな屋根にも施工が可能です。

折板トタン屋根

折板トタン屋根とは、波板トタン屋根と同じく波型に加工されたタイプの屋根材で、波部分が大きく台形状になっているのが特徴です。一般的に工場や倉庫、体育館などの屋根面積が大きい建物に用いられています。

折板トタン屋根は強度が高く、瓦棒葺きトタン屋根よりさらに勾配のない屋根でも使用できます。

トタン屋根の修理方法と費用相場

塗装

塗膜の劣化や軽度なサビであれば、塗装によるメンテナンスで美観を回復させることができます。

塗り替えを行う際は、まず屋根表面の旧塗膜やサビなどを綺麗に除去し、高圧洗浄で汚れを洗い流します。そして、錆止めを塗布してから、中塗り・上塗り塗装をい行います。

塗装費用は、使用する塗料のグレードや製品によっても異なりますが、一般的な戸建て住宅で40万円~60万円が相場です。

部分的な張り替え

軽度な穴あきや部分的な傷、めくれなどが起きている場合は、破損箇所のみの張り替えが可能です。部分張り替えの費用は、10万円~20万円が相場となります。

ただし、トタンを固定している釘の状態や下地の劣化状況によっては、部分的な張り替えが難しいケースもあります。

カバー工法

カバー工法とは、既存のトタン屋根を撤去せずに、そのまま上から新しい防水シートと屋根材を被せる方法です。穴あきや破損など劣化が広範囲にわたっていたり、屋根材の耐用年数を迎えている場合に有効な手段です。

ただし、雨漏りが発生していたり、下地の劣化が進行している場合はカバー工法では対応できないため、葺き替えを行うことになります。

カバー工法の費用は80万円~120万円が相場です。葺き替えとは異なり、古い屋根材を撤去しないので費用を抑えて屋根リフォームを行えます。

葺き替え

葺き替えとは、既存のトタン屋根を全て撤去してから、新しい防水シートや屋根材を取り付ける方法です。カバー工法とは違い、古い屋根材を撤去するため、下地の状態を確認することが可能です。

葺き替えはカバー工法と同様に、劣化が激しい場合や耐用年数を迎えている時に行われます。また、雨漏りしていたり、既にカバー工法を行っている屋根の場合も葺き替えによるメンテナンスが必要です。

葺き替えの費用は140万円~200万円が相場です。屋根材の撤去費用がかかるので、費用も高額になります。

トタン屋根に見られる主な劣化症状

塗膜の劣化

トタン屋根には塗装が施されており、経年劣化によって色褪せ、チョーキング、塗膜の剥がれなどを引き起こします。

早急な処置が必要というわけではありませんが、放置しているとサビの発生にも繋がるため、早めに塗り替えをしてトタンを保護することが大切です。

サビ

経年劣化や傷などが原因で亜鉛メッキが剥がれると、剥がれた部分にサビが発生しやすくなります。

トタン屋根はサビが広がりやすいため、状況が悪化する前にメンテナンスを行い、サビの進行を抑えることが重要です。

穴あき

トタン屋根のサビを放置していると、強度の低下や金属の腐食の原因となり、やがてトタンそのものに穴が開いてしまいます。

穴あきは雨漏りに直結する症状なので、直ちにメンテナンスを行う必要があります。部分的な穴あきであれば一部張り替えで済むこともありますが、複数穴が開いている場合は、屋根全体のリフォームをしなければなりません。

変形・歪み

トタン屋根は薄い鉄板で作られているため、飛来物が原因で変形したり、歪んでしまう可能性があります。

また、飛来物によって塗膜に傷が付くと、塗膜の剥がれやサビの発生にも繋がるので、変形や歪み、へこみなどが見られる場合は早めのメンテナンスが必要です。

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