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屋根修理・雨漏り専門店

漆喰工事の種類と費用相場

瓦屋根の漆喰の役割

瓦屋根の漆喰には、棟瓦という屋根頂上部に位置する瓦を固定する接着剤のような役割があります。

屋根の頂上部は雨風の影響をダイレクトに受けてしまうため、漆喰を施して棟瓦をしっかりと固定し、屋根の内部に雨水が入り込まないようにすることが重要です。

また、瓦同士の隙間を漆喰で埋めることによって、瓦のズレを防いだり、雨水や小動物が侵入するリスクも抑えられます。

メンテナンスのサインとは?注意すべき漆喰の劣化症状

漆喰のひび割れ

屋根瓦の隙間を埋めている漆喰は、常に風雨にさらされている状態です。長い年月を経て徐々に劣化が進行していくと、地震の揺れが原因で漆喰部分にひび割れが生じることがあります。

ひび割れを放置していると更なる事態の悪化に繋がるので、放置せずに早めにメンテナンスすることが重要です。

漆喰の剥がれ・崩れ

瓦屋根は、瓦の下に葺き土と呼ばれる土が使用されており、葺き土を土台として瓦が積まれていきます。漆喰はこの葺き土を雨風から保護するように、葺き土の外側に塗られています。

通常、漆喰と葺き土は密着している状態ですが、月日の経過と共に漆喰と葺き土の間に隙間が生じ、そこから雨水が侵入してしまいます。そして、雨水の影響で漆喰の強度が低下している状態の時に地震が起こると、わずかな揺れによって葺き土が漆喰を押し出して、漆喰の剥がれや崩れを引き起こしてしまいます。

漆喰が剝がれたり、崩れたりしてしまうと雨漏りの原因となりますので、早急なメンテナンスの実施が必要です。

漆喰の補修方法は2種類

漆喰の補修方法は「漆喰詰め直し工事」「棟瓦取り直し工事」の2種類あります。

漆喰詰め直し工事

漆喰詰め直し工事とは、古くなって劣化してしまった漆喰を取り除き、下地の清掃を行って状態を整えてから新たに漆喰を詰め直す工事です。施工範囲にもよりますが、丸一日で工事は完了します。

漆喰のひび割れ・剝がれによって内部の台土が見えてしまっている場合や、瓦がずれてしまっている状態には、漆喰詰め直しによる補修が有効です。雨漏りや棟瓦の倒壊が起こる前に補修しておきましょう。

【費用相場】
漆喰詰め直し工事の単価は、1mあたり5,000円が相場です。例えば、棟の長さが10mの場合は、両サイドに漆喰が塗られているので20mが施工範囲となり、工事費用は10万円程になります。

※業者の諸経費は含まれておりません。足場の設置が必要な場合は、別途費用が加算されます。

漆喰詰め直し工事の施工の流れ

  • 既存鬼瓦漆喰撤去
    既存鬼瓦漆喰撤去

  • 既存メンドウ漆喰撤去
    既存メンドウ漆喰撤去

  • 土戻し、清掃
    土戻し、清掃

  • 鬼瓦漆喰打ち直し
    鬼瓦漆喰打ち直し

  • 漆喰埋め戻し完了
    漆喰埋め戻し完了

棟瓦取り直し工事

棟瓦取り直し工事とは、屋根の頂上部分にある棟瓦のズレや、漆喰の剥がれが起きている時に行う工事です。棟瓦の劣化状態が比較的、軽微な場合に棟瓦取り直し工事を行います。

棟瓦取り直し工事の場合は、まず棟瓦を解体し、漆喰と葺き土を全て撤去します。次に、葺き土を作り直して解体した棟瓦を元に戻し、新しい漆喰を塗っていきます。この時、棟瓦を固定させるために銅線を仕込んでおくことが重要です。

作業自体は丸一日で工事は完了し、その後は漆喰を十分に乾燥させます。

【費用相場】
棟瓦取り直し工事の単価は、1mあたり8,000円程度です。

※業者の諸経費は含まれておりません。足場の設置が必要な場合は、別途費用が加算されます。

棟瓦取り直し工事の流れ

  • 棟瓦脱着、既存下地材撤去
    棟瓦脱着、既存下地材撤去

  • 漆喰撤去
    漆喰撤去

  • 下地木材設置
    下地木材設置

  • 漆喰打ち直し
    漆喰打ち直し

  • 漆喰打ち直し
    漆喰打ち直し

  • 棟瓦設置
    棟瓦設置

  • 瓦ビス打ち直し
    瓦ビス打ち直し

  • 瓦葺き戻し
    瓦葺き戻し

  • 棟瓦下地漆喰交換完了
    棟瓦下地漆喰交換完了

漆喰の劣化を放置する危険性

棟の台土の流出

屋根瓦を固定している漆喰が剥がれてしまうことによって、台土である葺き土がむき出しで見えてしまったり、葺き土が流出してしまうことがあります。この状態のまま放置してしまうと、最悪の場合、棟が崩壊する恐れがあり大変危険です。

瓦のズレ・抜け落ち

漆喰が剥がれてしまったことにより、葺き土がむき出しの状態になるため、強風や地震などで瓦がずれてしまったり、抜け落ちて瓦が落下する危険性があります。

雨漏りの発生

葺き土がむき出しになっていると、そこから雨水が浸入して屋根を支えている木材などに浸透してしまうため、雨漏りだけではなく木材の腐食や白アリの発生などにも繋がる恐れがあります。

10年に1度を目安に漆喰の点検を行いましょう

瓦自体は、粘土瓦と呼ばれる耐久性の高いものであれば、基本的に約40〜50年はメンテナンスが不要です。しかし、漆喰の寿命は約10〜20年と言われているので、漆喰部分に関しては定期的なメンテナンスが必要不可欠となります。

たとえ屋根瓦の耐用年数が長くても、瓦を固定している漆喰は徐々に劣化していきます。そのため、10年に1度を目安に点検を行うのがベストです。

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