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屋根面積を計算する方法

屋根の面積は、リフォームの工事費用に大きく関わる部分です。諸経費は業者によって異なりますが、面積を把握することで、ある程度の相場を判断できるでしょう。

また、「複数の業者に見積もりを依頼しけど、まったく価格が違う」「どちらを選べば良いかわからない」といった場合も、屋根の面積から適正な価格を見抜けます。

このページでは、屋根面積の求め方を詳しく解説いたします。注意点もあわせてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

屋根面積の求め方は3通りある

屋根面積を求める方法には、「屋根の投影面積から求める」「1階の床面積から求める」「瓦の枚数から求める」といった3通りの方法があります。

「専門家じゃなくても大丈夫?」と思われがちですが、難しくはありません。ここでは簡単な求め方をご紹介します。

屋根投影面積から求める方法

屋根投影面積から求める時の計算式は、「屋根投影面積×勾配伸び率=屋根面積」です。

屋根投影面積と勾配伸び率を調べる方法が次の通りです。

屋根投影面積を算出する方法

屋根投影面積とは、建物を真上から見下ろした時の屋根の面積を指します。屋根投影面積を確認する方法は3通りあります。

■自分で計算する場合
1.Googleマップを使って自宅の住所を検索し、航空写真モードに切り替える(スマホ/パソコンどちらでも可)
2.写真を拡大し、屋根の形を確認する
3.屋根の形を紙に書き、メジャーを使って屋根の長さを測る
4.外壁から飛び出た、屋根の部分も測る
5.測った長さを紙にメモし、図面があれば照らし合わせる(単位が「mm」表示の場合は「m」に変換)
6.長さを確認したら、「建物の縦 × 横=屋根投影面積」で計算する

■メジャーがない場合
1.Googleマップを使って自宅の住所を検索し、航空写真モードに切り替える
2.写真を拡大し、屋根の形を確認する
3.Googleマップ上で右クリックし、「距離を測定」を選択
4.屋根の角を押せば、各辺の長さが表示される
5.長さを確認したら、「建物の縦 × 横=屋根投影面積」で計算する

■スマホアプリを使う場合
1.「APP Store」で「屋根の面積計算」アプリをダウンロードする(無料)
2.アプリを開き、航空写真を表示させる
3.「現在位置」ボタンを押す
4.自宅の屋根を選ぶ
5.屋根の角を押す
6.予想の屋根面積が表示される
(そのあと工法や屋根面などを選べば、工事金額のシュミュレーションも可能)

勾配伸び率を確認する方法

勾配伸び率とは、底辺に対する屋根の長さを求める倍率です。屋根の勾配によって勾配伸び率は決まっているため、屋根勾配がわかれば勾配伸び率もすぐに確認できます。

屋根の勾配は「寸」で表されます。「寸」は水平方向を「10」としたとき、屋根の立ち上がりに対する傾斜の単位です。例えば3寸は16.5°、4寸は21.8°となり、1寸大きくなるごとに、傾斜は5~6°強くなります。

屋根の勾配から勾配伸び率を確認する方法は以下の通りです。

1.自宅の屋根の勾配を図面で調べる
2.表記されている直角三角形の横軸を10とし、縦軸に記載された数字から勾配を確認する
3.下記の屋根勾配の表で、該当の寸法勾配から勾配伸び率を調べる

勾配 勾配伸び率
寸法勾配 分数勾配 水平長さに対して
5分 0.5/10 1.001
1寸 1.0/10 1.005
1寸5分 1.5/10 1.011
2寸 2.0/10 1.020
2寸5分 2.5/10 1.031
3寸 3.0/10 1.044
3寸5分 3.5/10 1.059
4寸 4.0/10 1.077
4寸5分 4.5/10 1.097
5寸 5.0/10 1.118
5寸5分 5.5/10 1.141
6寸 6.0/10 1.166
6寸5分 6.5/10 1.193
7寸 7.0/10 1.221
7寸5分 7.5/10 1.250
8寸 8.0/10 1.281
8寸5分 8.5/10 1.312
9寸 9.0/10 1.345
9寸5分 9.5/10 1.379

手元に図面を置いてない場合は、4~5寸(一般的な勾配)で計算するといいでしょう。

1階の床面積から求める方法

1階の床面積から求める際の計算式は、「1階の床面積×係数=屋根面積」です。

1階の床面積と係数を確認する方法は、以下の通りです。

1階の床面積を算出する方法

床面積は図面に表記されています。

また、手元に図面がない場合は、家の坪数からおおよその面積を算出することもできます。坪数から求める時の式は「坪数×3.3=床面積」です。

係数を確認する方法

係数とは、屋根材の曲線や凸凹を含めた表面積を数値化したものです。金属屋根や瓦屋根では曲線の角度が異なり、屋根の勾配によって係数も変わってきます。

もし屋根材の種類がわからなければ、隣の家の屋根と比べてみましょう。傾きが緩ければ1.2、急勾配なら1.5で係数を試算してください。

化粧スレート屋根やアスファルトシングルは凹凸や曲線が無いため、係数は使用しません。

【種類別の係数】

屋根の種類 係数
セメント瓦 和瓦・J型 1.08
セメント瓦 和瓦・M型 1.16
金属屋根(瓦棒葺き)心木あり
金属屋根(瓦棒葺き)心木なし 1.14
金属屋根(立平葺き) 1.15
折板屋根 88mmタイプ 1.44
折板屋根 150mmタイプ 1.69
大波スレート 1.14
小波スレート 1.15

瓦の枚数から求める方法

瓦は、1坪あたり約53枚使われます。そのため、「瓦の合計枚数÷53=屋根面積(坪数)」で計算することにより屋根面積を算出できます。

また、単位を坪から㎡に変換する際の式は「屋根面積(坪数)×3.3=屋根面積(m2)」となります。

屋根面積を求める時の注意点

屋根面積を求めるときは、次のポイントに注意してください。

求めた面積と見積書の面積は異なる

屋根の面積は、屋根材の種類によって変わります。材質が変われば表面積も異なるため、求めた面積と見積書の面積が全く同じになることはありません。

そのため、複数の見積りを取った場合でも「面積は同じならない」と覚えておきましょう。ただ、求めた面積と大幅に数字が離れている見積書には注意が必要です

下屋根も忘れずに計算する

二階建て住宅の場合は、下屋根の存在を忘れないでください。下屋根とは、一階部分の屋根のことです。

下屋根の面積によって屋根の総面積も変わってくるので、面積を求める際は下屋根も忘れずに計算しましょう。

まとめ

屋根面積は、工事費に大きな影響を及ぼします。

「屋根投影面積」「1階の床面積」「瓦の枚数」、いずれかを利用し、屋根面積を求めてみましょう。面積を求める際は、下屋根も忘れずに計算することが重要です。

実際の見積書と同じ面積にはなりませんが、自分で屋根面積を確認しておけば、業者の信頼性や工事費用の判断にも役に立ちます。

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