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雨漏りの原因にもなる毛細管現象とは?

雨漏りは自然災害による屋根材の破損や経年劣化によっても起こり得ますが、「毛細管現象」が原因となるケースもあります。

毛細管現象とはなにか、雨漏りとの関係性や対処法を紹介しています。「毛細管現象はどうして起こるの?」「雨漏りを未然に防ぐにはどうしたらいい?」といった疑問を解決いたします。

毛細管現象とは?雨漏りとの関係性

毛細管現象とは、重力に関係なく液体が小さな隙間に入り込んでいく現象のことです。

布やティッシュペーパーで水をふき取る様子をイメージしてください。布やティッシュペーパーの繊維の中にある隙間を通じて、水が下から上へと重力に関係なく吸収されます。

同じように、屋根材に小さな隙間ができると、雨水がその隙間を通して屋根内部に吸い込まれていくため、雨漏りに繋がってしまいます。

屋根で毛細管現象が発生する原因

屋根で毛細管現象が発生する2つの理由を解説いたします。

毛細管現象が起こる理由1.屋根塗装の際に塗料で隙間を塞いでしまった

屋根は瓦や銅板などの屋根材を複数枚繋ぎ合わせた「隙間を持つ構造」をしています。

屋根に隙間を作る目的は、建物内の湿気を逃がしたり、一段下の屋根材から雨水を排水して雨漏りを防ぐためです。万が一、リフォームや屋根の塗り替えの際に、塗料で隙間を塞いでしまうと雨水の逃げ道がなくなり、毛細管現象が起こりやすくなります

すでに屋根に大きな隙間が空いている、瓦の一部が破損している場合は、雨漏り被害の拡大を防ぐ為の修理が必要です。

修理にかかる費用は、例として屋根材1枚を交換する程度であれば8,000~30,000円、複数枚剥がす必要がある場合は50,000~100,000円が相場です。

ご自身で瓦を準備して交換する場合は、1枚あたり1,000円程度で済みますが、転落リスクがある高所での作業なので、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。

毛細管現象が起こる理由2.屋根材の隙間に汚れやコケが溜まっている

屋根材の隙間に汚れやコケが溜まると雨水の逃げ道がなくなり、水を吸収しきれないティッシュのように「水が垂れる」原因となります。

塗料の塗布、屋根材の破損やひび割れとは異なり、汚れやコケによる屋根の毛細管現象は発見しにくく、雨漏りの発生によって初めて気づくケースが多いです。

そのため、雨漏りの発生を防ぐ為にも、毛細管現象を起こさないようにあらかじめ対策しておくことが重要です。

屋根の毛細管現象を防ぐための対策

屋根の毛細血管現象を未然に防ぐための対策方法をご紹介いたします。

すでに雨漏りによって建物内部への被害が出ているケースや屋根の損傷がみられる場合は、さらなる被害の拡大を防ぐためにもご自身で対処するのでなく、必ず専門業者へ相談するようにしましょう。

対策方法1.屋根塗装の際に縁切りやタスペーサーを使用する

縁切りとは、塗り替えの際に塗料で屋根材の隙間が塞がらないように、カッターや専用の部材を使って隙間を確保していく作業のことです。屋根の劣化や雨漏りを防ぐ目的で行われます。

従来の方法では、塗装後にカッターや皮スキなどの工具を用いて屋根材の隙間を確保するのが一般的でしたが、作業に時間を要す点やコストがかかる点、また塗装後に屋根を傷つける可能性があるのが問題点でした。

近年は、作業時間の短縮とコスト削減のため、屋根の下塗り後に屋根材の間にタスペーサーとよばれるプラスチック製の工具を挿入して、塗装前にあらかじめ隙間を確保する方法が主流となっています。タスペーサー工法であれば、塗装後に屋根を傷つける心配もありません。

一般的に「屋根材の隙間が4ミリ以上ある場合は縁切りの必要はない」とされていますが、専門的な知識がないと判断が難しいため、専門業者に相談をして確認してもらうようにしましょう。

対策方法2.定期的に点検・メンテナンスを行う

雨漏りの被害を最小限に抑える為にも、定期的に点検・メンテナンスをしておくことが大切です。

日頃から点検することで、もし不具合が生じた場合でも早期に劣化を見つけられ、修繕費も安く済ませられるメリットがあります。また、定期的なメンテナンスによって屋根材を長持ちさせる効果もあります。

ご自身で屋根の状態を点検する方法としては、2階の窓から1階の屋根を覗いたり、はしごを用いてチェックする方法がありますが、転落のリスクがあるのでおすすめできません。

屋根の点検や調査は高所作業になるため、必ず専門業者に依頼をするようにしましょう。業者に見てもらうことで、正しい状況を判断できます。

まとめ

雨漏りの原因の1つ、屋根の毛細管現象と対処法を紹介しました。要点をまとめます。

・毛細管現象とは、重力に関係なく液体が小さな隙間に入り込む現象を指し、屋根材に雨水が浸透すると雨漏りに発展する

・屋根の毛細管現象は、屋根材に汚れやコケが溜まっているケースや、屋根塗装の際に隙間を塞いでしまった時に起こりうる

・屋根の毛細管現象による雨漏り被害を防ぐために、専門業者に相談して屋根・屋根材の状態を確認することが重要

雨漏りは大切なお家や家具・家電用品に多大なダメージを与え、被害が大きくなるほど修繕費用も高額なっていきます。被害を最小限に抑えるためにも、定期的な点検とメンテナンスを実施しましょう。

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