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アスファルト防水の特徴と費用相場

アスファルト防水とは

アスファルト防水とは、不織布にアスファルトを含浸・コーティングしたシート状のルーフィング材を使用する工法で、ルーフィング材を貼り重ねて防水層を形成します。

シートを貼る工法で一度に広範囲の施工ができるため、施工に手間がかかる屋上や屋根など広い場所の防水に適しています。

アスファルト防水の工期は6日~10日程度です。

アスファルト防水の耐用年数

アスファルト防水の耐用年数は、一般的に15年~20年です。

アスファルト防水の費用相場

アスファルト防水の施工費用は、1㎡あたり5,000円~8,000円程が相場となります。

アスファルト防水のメリット

アスファルト防水のメリットとして、次のような点が挙げられます。

耐荷重性が高い

アスファルト防水は、防水層を重ねて厚くするため、他の工法よりも耐荷重性に優れています。さらに、耐久性や水密性も高く、優れた防水機能を発揮します。

実績があり信頼性が高い

アスファルト防水は、日本の防水工法の中で最も古い歴史があり、100年以上前に大阪ガス本社で施工されたのが最初と言われています。

長い歴史により蓄積されたデータを基に実績を積み重ねてきたからこそ、アスファルト防水は信頼され続けているのです。

アスファルト防水のデメリット

アスファルト防水のデメリットは以下の通りです。

経験に基づく高い技術力が必要

アスファルト防水は、経験に基づく高い技術力が求められます。

例えば、経験値の低い職人がバーナーを使用して施工する場合、防水材を炙る時間が短いと施工不良により劣化が早まったり、雨漏りを引き起こす原因を作ってしまいます。

臭いや煙が発生する場合がある

アスファルト防水は、現場で溶融窯を使いアスファルトを溶融するので、その際に臭いや煙が発生します。

そのため、近隣との距離が違い一般住宅では、アスファルト防水が向いていない場合もあります。周囲の住民に迷惑がかからないよう、適切な工法を選択しましょう。

3つあるアスファルト防水の工法と施工方法

アスファルト防水は、大きく分けて「熱工法」「トーチ工法」「常温工法(冷工法)」3つの工法があります。

熱工法

熱工法は、現場で溶融窯を使用してアスファルトを熱しながら、アスファルトルーフィングと呼ばれる防水材料を貼り重ねていく工法です。液体のアスファルトとアスファルトルーフィングシートを組み合わせることで、密着性の高い強固な防水層が形成できます。

日本では一番古くから採用されてきた伝統的な工法であり、あらゆる場所に施工が可能です。現在では、主に超高層ビルなどで熱工法が用いられています。

現場では溶融窯でアスファルトを熱するため、煙や臭いが発生します。近隣の建物への配慮は充分に行う必要があるでしょう。

トーチ工法

トーチ工法とは、不織布にアスファルトを含侵させた防水材をバーナーを使って炙りながら、下地やシートを相互に貼り付けていく工法です。工場であらかじめ製造したアスファルトシートを積層して、防水層を形成していきます。

溶解した改質アスファルトが下地やシート同士の隙間にまで入り込み、しっかりと密着するため、水密性の高い防水層を作ることができます。ただし、炙る時間が短いと早期に劣化することもあるので、炙る時間には注意が必要です。

トーチ工法は、熱工法で使用する溶融窯を設置できるスペースが確保できない場合に用いられます。

常温工法(冷工法)

常温工法は「冷工法」とも言われ、熱工法やトーチ工法と違い、熱でアスファルトを溶かさずに常温で施工する工法です。ローラーを用いてアスファルトルーフィングを密着させ積層し、防水層を作り上げていきます。

施工する際にシートの端を約10cm重ね張りし、さらに接合部をシーリング材で埋めることで、優れた水密性を発揮します。常温工法は煙や臭いが発生しないため、住宅が密集している場所に向いています。

気温の低い冬場での施工は、凍結や接着の不良を起こす可能性があるので注意が必要です。

アスファルト防水の仕上げ方法は2種類

アスファルト防水には、防水層を形成した後の仕上げ方法として「露出アスファルト仕上げ」と「押さえコンクリート仕上げ」の2種類あります。

露出アスファルト仕上げとは、防水層の表面を露出させたまま、砂の付いたシートで仕上げる方法です。防水層が剝き出しの状態になるため、人の出入りが無く、歩行を伴わない場所に採用されます。

押さえコンクリート仕上げは、アスファルト防水の防水層の上にコンクリートを打設し、保護機能を高める仕上げ方法です。屋上やバルコニーなど、人が歩行する場所などに適しています。

注意すべきアスファルト防水の劣化症状

防水層の膨れ・剥がれ

防水層の膨れは、長い年月を経て防水層の内部に浸透した水分が、太陽光などで蒸発して湿気となり、湿気が外に逃げ出そうとして防水層を押し上げてしまうことが原因で発生します。

そして、防水層の膨れによってシートの継ぎ目が剥がれてしまう現象に繋がります。

防水層の口開き

防水層の口開きとは、長期間にわたってアスファルトが硬化・収縮を繰り返すことにより防水層が徐々に剥離することです。

防水層の膨れが大きくなってくると口開きの状態となり、雨漏りのリスクも高まります。

押さえコンクリートの伸縮目地の劣化

伸縮目地とは、コンクリート同士の継ぎ目に施工されているゴム状の部材のことです。

伸縮目地は、振動や揺れに追随して衝撃を抑えるクッションのような役割があり、コンクリートが硬化・収縮を繰り返す際に、コンクリート同士がぶつかり合ってひび割れや破損が起きないように防ぐ重要な働きをしています。

伸縮目地が劣化してしまうと防水層の破断に繋がるため、早期の発見・修復が必要です。

伸縮目地を修理する時は、古い伸縮目地を全て撤去して新たにシーリング材を充填し、防水層が平らになるように整えていきます。

アスファルト防水の補修方法

アスファルト防水の補修方法としては、損傷箇所を除去して再度防水層を形成する方法と、損傷箇所を除去せずに上から新しい防水層を形成していく方法の2種類あります。

損傷箇所を除去して防水層を形成する場合は、除去する際の手間や工期がかかり、廃材を処理する費用も必要となります。

また、除去する際には騒音や粉塵が発生するため、近隣建物へ配慮も十分に行わなければなりません。

一方、損傷箇所を除去せず上から新しい防水層を形成する場合は、廃材を処分する必要がないので、費用や騒音などを抑えて工事を進めることが可能です。

以上の点をふまえ、現在では損傷箇所を除去しない方法が多く用いられるようになっています。

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